こんにちは。
今回はこちらの方のホロスコープを読みたいと思います。
こちらがヨネヤマママコさんのホロスコープです。
引用元:ホロスコープを無料で作成!初心者でも簡単 運勢も診断できる。|メトロポリタン占星学研究館
太陽は魚座。蠍座木星と蟹座冥王星とでグランドトラインを形成してあります。
魚座の支配星は海王星。海王星はアーティストやダンサー、俳優などを意味する場合があります。
ヨネヤマママコ−Wikipediaによりますと、ママコさんは幼少の頃より父親からバレエを教わっていたとあります。
そして山陽新聞デジタルによりますと1954年に自身初のパントマイム作品「雪の夜に猫を捨てる」を発表し、さらに1960年に渡米し、米国各地の大学や劇団で指導しながら基礎メソッドを研究。帰国後は「ママコ・ザ・マイムスタジオ」を設立し、国内外で公演したとあります。
さらに女優としても活躍していたとのことで、ママコさんは魚座が持つ表現力を追求し活かすことで、人生が切り拓けるタイプであったことが読めます。
月は蟹座か獅子座のどちらか。出生時間が不明ですので、ここではPM12:00の蟹座と仮定して話を進めます。
月は蟹座冥王星とコンジャンクションで、牡羊座金星・天秤座火星のオポジションに月・冥王星がスクエアで繋いで強い困難を意味する「Tスクエア」を形成しています。
月の支配星は蟹座。蟹座は家庭を表します。それが冥王星(絶対性)と一緒にあり、金星(愛情や芸術)・火星(怒り)とTスクエアですので、幼い頃はバレエを辞めたいと思うほど厳しい練習を受けていたかもしれません。
また下記のリンクサイトの記事によりますと、パントマイナーを志すきっかけとなったのが1955年に『マルセル・マルソー』の日本公演を観に行き、パントマイムの喜怒哀楽の表現の激しさに魅了され、『自身も喜怒哀楽が激しいから、この表現方法が1番合っている』と直感したからだそうです。
月と冥王星のコンジャンクションは我が強い性格、月・冥王星と金星のスクエアはないものねだりしがちの欲張りで、火星とのスクエアは行き過ぎになるくらいの強い行動力を示します。おそらく私生活ではかなり気性の激しい性格だったのではと思います。
しかしマルセル・マルソーの公演から3年後にNHKの番組に出演出来るほどの実力があったとはいえ、日本のパントマイム第一人者と呼ばれるほどになるには、Tスクエアが示すような強い意志と努力が必要だったと思います。
この方については訃報を読んでから知ったのですが、本当に素晴らしい才能を持った人物だったことが分かります。
ヨネヤマママコさん ご冥福をお祈りいたします。
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本日も当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。