ただ星を読むだけ。

西洋占星術を通して誰かや何かを語るだけのブログ。不定期更新。

2023年春分図で1年を振り返る

 

こんにちは。

 

まもなく2023年が終わります。

 

西洋占星術に、その国の1年の動向を予測する手法として、「春分図」があります。

春分図」とは、季節の始まり、太陽が牡羊座になったタイミングのホロスコープの事を指します。

sup.andyou.jp

 

2023年の出来事を、次の春分図まで残りおよそ3ヶ月ですが、春分図で振り返ろうと思います。

 

引用元:ホロスコープを無料で作成!初心者でも簡単 運勢も診断できる。|メトロポリタン占星学研究館

 

チャートを見ますと、国家をあらわす太陽、国民をあらわす月を含めた天体が、第12ハウスに集中しているのが分かります。

第12ハウスは、目に見えないもの・疑惑・秘密・隠し事・うわさ・霊的な事柄・犠牲・福祉・ボランティア・無意識・マイノリティーなどを意味します。

 

ja.m.wikipedia.org

 

2023年は、旧ジャニーズや宝塚、ビックモーターなど、あらゆる組織の問題が次々と明るみになり、多くの方々が組織の改革を願った年です。

12月にも、ダイハツ工業の車両認証試験をめぐる不正問題や自民党のパーティー裏金疑惑が報道され、批判が集中しています。

ジャニーズ事務所は、10月17日に株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)へと社名を変更、同日に新たなエージェント会社STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)が設立され、ビックモーターは不正請求問題が発覚した以降は、店舗縮小や出店取りやめが相次ぎ、現在は新入社員の採用活動も停止しているようですが、他にも改革が必要な組織は多く、まだまだ組織ぐるみの問題が取り沙汰されそうです。

 

また、今年は多くの著名人が逝去され、海外でもロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルパレスチナガザ地区を支配するハマスによる戦争で、多くの犠牲者が出るという悲しい状況が続いています。

 

第1ハウス牡牛座金星も、土星とのセクスタイル冥王星とのスクエアで、増税や値上げが続き、日々の暮らしに困っている国民の様子が伺えます。

 

良い出来事もあります。

第1ハウスは国民・世論・国全体の状況を表しますが、そこに牡羊座木星がノーアスペクトで在室しています。

5月8日に、厚生労働省新型コロナウイルス感染症法上の位置づけを結核SARS等と同様の2類相当から、季節性インフルエンザ等と同様の5類に変更した事、それによる影響からか国内・海外への旅行者が増加しています。

 

スポーツでも、阪神タイガースが38年ぶりに日本一に輝いた事は、記憶に新しいかと思います。

スポーツは、火星や第5ハウスの状況を見ますが、木星が支配する射手座も、自由奔放でよく動き回る性質であることから、スポーツに縁があるとされています。

また木星は幸運を意味している場合があり、火星を支配する牡羊座に在室していますので、スポーツでの喜ばしい話題も呼ぶ事が出来たと解釈できそうです。

 

次の春分図は2024年3月20日、PM12時07分ですが、2023年春分図の影響はもう少し続くかと思います。

 

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次回は2024年1月1日更新予定です。

 

今年ブログを始めたばかりですが、予想より多くの読者さまに訪れていただき、誠に感謝しております。

まだまだ未熟ですが、来年も何卒、よろしくお願い申し上げます。🙇‍♀

 

皆様、良いお年をお過ごしください。

 

本日も当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。