こんにちは。
皆様どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。
はい、こちら前回紹介しました「グランドクロス」、そして他の複合アスペクトも2つあります。さらに「インターセプト」「ダブルハウス」もありますし、かなり強力なホロスコープです。
太陽は獅子座。太陽は第12ハウス射手座土星・天王星とトラインです。
太陽は第8ハウス在室です。第8ハウスは有形・無形の遺産、財産・権利など表しますので、他者からの恩恵を受けることで人生をより良いものに出来ると思います。
ただ太陽と同ハウス乙女座水星が双子座木星とスクエアですので、金融関係・株や投機などの話や契約事などの事柄に関しては注意した方が良いでしょう。
獅子座は明るさとリーダーシップで皆を楽しませ場を盛り上げる頼もしいエンターテイナー気質。そして第12ハウスは見えない世界、秘密から転じてインターネットやマスコミ・テレビなどを表すため、女優はまさに彼女の天職です。
第1ハウスに近い第12ハウス山羊座海王星と、第7ハウスに近い第6ハウス蟹座金星、第3ハウス牡羊座火星、第9ハウス天秤座月から形成される「グランドクロス」から、厳しい芸能界で生き残ろうとする強さを感じます。
そしてこの第3ハウスと第9ハウスは「インターセプト」です。これらがインターセプトである場合、学ぶこと・探求することに対して貪欲になると言われています。彼女の場合は、演技や役作りに対してと解釈出来るかもしれません。
「ダブルハウス」もあります。第4ハウス牡牛座・第10ハウス蠍座です。
第10ハウスには蠍座冥王星が在室し、第8ハウス水星・第12ハウス海王星とセクスタイル、第6ハウス金星とトライン。そして第8ハウス水星の金星・海王星とのイージーアスペクト、金星と第12ハウス海王星とのオポジションと繋いで「クレイドル(ゆりかご)」を形成してあります。
さらに冥王星・水星のセクスタイルは火星とインコンジャクト(150度)で繋いで「ヨド」を形成しております。
第10ハウス冥王星は、強い意志と努力によってその分野でのカリスマ的存在になれる事を示します。徹底的・絶対性を表す冥王星があった事で「ダブルハウス」が意識され、早い時期での成功が得られたのだと推測出来ます。
なお、第4ハウス牡牛座には天体がありません。第4ハウスは住まいや不動産、家庭などの自分の居場所を、牡牛座は五感に優れ愛着や所有欲が強い性質を示します。
そして第4ハウスのカスプである牡牛座01°59'を繰り上げて牡牛座2度にします。サビアン占星術では牡牛座2度は「電気的な嵐」に当てはまります。
それを基に考えますと、部屋のインテリアを変える、少し凝った料理をしてみる、家族とのスキンシップをするなどで、家庭生活を充実させられると解釈出来るかもしれません。
個人的には全体的に、女優としての才能と幸運とメンタルの強さを感じさせるホロスコープだと感じました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それではまた。