ただ星を読むだけ。

西洋占星術を通して誰かや何かを語るだけのブログ。不定期更新。

『怪話2』の感想 ※ネタバレ注意

 

こんにちは。

 

今回はライトな感じにお話します。

 

ゲーム実況の動画を観て興味を持ったので、こちらのホラーノベルゲーム『怪話2』をプレイしました。

horakai.com

 

 

ゲームオーバーになるのもありますが選択肢次第で若干展開が異なる話もあったり、ある話の登場人物が別の話の人物と繋がりがあるのではないかと思わせる台詞があったり、おまけエピソードの後味の悪さといい、クオリティーの高さに感心しました。それだけに最後の飛行機内のシーンが意味分からなくてモヤモヤしましたが…(続編フラグ?)。

 

有料特典に設定資料集がありますので、そちらを読めばより『怪話2』の世界を楽しめると思います。

 

そしてこちらのノベルゲームですが、身体の一部を奪われたり交換したり、ある選択肢を取ると身体の一部を失ったり全身が原型を留めていなかった遺体の話が出たり、あるいは本編の時点ですでに身体のほとんどが存在しないキャラクターが登場したりと、至るところで「身体」の話があります。

 

西洋占星術における「身体」は、義務や責任を果たすため、生きるために必要という意味では第6ハウスにあたりますが、「魂を受け入れるもの」としてであれば月に該当します。

sup.andyou.jp

 

引用元:ホロスコープを無料で作成!初心者でも簡単 運勢も診断できる。|メトロポリタン占星学研究館

 

『怪話2』が配信された日のホロスコープには、第1ハウス双子座月が金星とセクスタイル海王星とスクエアを形成してあります。

 

ある話では自らの身体の一部と恋人の舌を交換したり、別の話では遊び半分でお婆さんからお金を騙し取った結果、腕や頭半分を奪われたりと、愛や欲(金星)のために行動したことで奇妙なことに巻き込まれる(海王星)人々が描かれます。

 

個人的に好きなのは「怪人Q」・「Under the rose」「There's no rose without a thorn」「薔瑠館奇譚」のシリーズ・「廻葬列車〜或る男の一生〜」です。昭和感溢れるレトロな音楽に合わせて展開される都市伝説の話と、ある男女が愛し合って暮らしているのにどこか感じる違和感の正体がラストに繋がる恐ろしさと、或る男が同じ列車に居合わせた女性と自分の人生を追憶しながら運命を受け入れようとするが、結局愛する人たちがいない世界へ戻らざるを得ない無常さに心惹かれました。

 

この様な感じで、時々はある話題についてライトに語っていこうと思います。

 

本日はここまでにしておきます。

 

それではまた。