ただ星を読むだけ。

西洋占星術を通して誰かや何かを語るだけのブログ。不定期更新。

西洋占星術の観点からヒットや人気・高評価の共通点を探る

 

こんにちは。

 

今までこちらで独自に多くの作品のホロスコープを読んできましたが、その中でヒットしたり人気があったり高評価だったりしたものには、ある2つの共通点があります。

 

もちろんこれだけですぐには人気に繋がりませんし、その特徴があるからと言って何もしなければ評価を得ることすら出来ません。

その作品に触れた人々が納得出来るようなキャラクター構成やシナリオ、スキルや技術力を引き出せるかどうか、そしてその作品の存在を認識してもらうための宣伝が必要です。

しかしヒットや人気・高評価の共通点がある事で、その作品はより多くの人々の心を掴み、時代を超えて愛されると思うのです。

 

まずある共通点の1つ目は、以前から書いていた通りの事です。

 

①金星あるいは火星と冥王星アスペクトがある

 

金星は愛情、火星は情熱やエネルギー、冥王星は徹底的・究極をあらわします。

 

金星と冥王星アスペクトがある人は好きな人や対象にはとことんのめり込みやすく、欲しいものはどんな事をしてでも手に入れたいと考える傾向があります。

芸術や美容関係などへの適性があり、人を惹きつける魅力があるため良くも悪くも注目されやすいですが、自身の魅力や愛憎の激しさからセクハラやパワハラ、ストーカーや性被害などを受けたり起こしたりする可能性があります。

 

火星と冥王星アスペクトを持つ人も、こだわりが強く何事も徹底的にやらないと気が済まないところがあります。強いスタミナとパワーの持ち主なため、スポーツ選手や消防士・自衛隊などへの適性があり、困難や逆境があればどんな手段を使っても突破しようとします。

しかしこのアスペクトの性質を良い意味(心身共にハードな仕事や趣味を持つ)で活かしきれていなければ、DVや虐待などの犯罪を起こす可能性があったり、自身が被害を受けやすくなります。

その人の見た目や雰囲気・性格がどうあれ、内なるエネルギーが強すぎるために目をつけられやすいのです。

 

これらが作品のホロスコープにも適用されると、その作品は注目の対象となりファンが増えますが、グッズ盗難など作品が関係する犯罪も起きやすくなると解釈できるかと思います。

 

1.金星と冥王星アスペクトがある作品例

 

2.火星と冥王星アスペクトがある作品例

 

ちなみにAM5:00と書いてあるのは、こちらのサイトを元にした目安です。

conveni-now.com

 

そして共通点の2つ目というのは、

 

②金星と火星のアスペクトがある

 

という事です。

 

こちらのアスペクトを持つ人は流行に敏感で、金星と冥王星アスペクトと同じく芸術や美容関係への適性があり、人を惹きつける魅力があるため良くも悪くも注目されやすいです。

しかし情熱的でストレートな性格であるため、欲しいと思ったものはすぐ手に入れたいと考え衝動的に行動しがちです。

恋愛や性に関する問題、金銭的な被害にも遭いやすいので注意が必要とも言われております。

 

3.金星と火星のアスペクトがある作品例

 

中には①②全ての条件を満たす作品もあります。現在の時点で確認が取れたのは、以下の通りです。

 

4.金星と火星・金星と冥王星・火星と冥王星アスペクト全てを持つ作品例

 

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この2点の共通点といえば、「注目されやすい、何かにのめり込みやすい、没頭しやすくなるアスペクトである」という事です。

ただ先述した通り、これだけで即人気に繋がるという訳ではありません。『スイカゲーム』のように①②全ての条件を満たしているにも関わらず、有名になるまで時間がかかった事例もあります。

また①②いずれかの条件を満たしていても『ウィッシュ』や『首』サウンドノベル『夜光虫』のように、他の要因次第では必ずしも制作者側の思うような評価は得られない場合もあります。

しかし良くも悪くも人々を引き寄せるアスペクトがある事で、その作品はより注目されやすくなると考えています。

 

ヒットや人気・高評価を生み出すためには、作品のネイタルチャートにそれらが無くてはいけないのかと言われると、必ずしもそうではありません。

先述した2点の特徴が無くても、

といった、連載が続いたり幾度もアニメ・ドラマ化がされた作品はあります。

 

こちらの作品はアニメ・ドラマ開始日のトランジットチャートで、いずれかの条件を満たしており、その日を選ぶ事で注目を得られやすくするという方法もあります。

サザエさん(アニメ)』や『ちびまる子ちゃん(アニメ第2期)』、『リング(1998年の映画)』の放送・上映開始日のネイタルチャートにも、金星や火星・冥王星アスペクトがあるため、①②の条件を満たす日をアニメ・ドラマ・上映開始日に選ぶというのもやり方の1つです。

 

黒革の手帳』も、2004年版ドラマとは金星や火星、冥王星とのアスペクトを形成しておりませんが、主演の米倉涼子さんのネイタルチャートと合わせると、原作・2004年版ドラマの両方に火星と冥王星アスペクトが確認されました。

2006年10月6日AM1:25に放送された『コードギアス 反逆のルルーシュ』もまた、主人公の担当声優である福山潤さんのホロスコープを合わせると、作品の火星と福山潤さんの冥王星とのコンジャンクションが形成されました。

もちろん実際のチャートを見るとこれ以外の要因もありますが、作品のネイタルチャートに無ければ、トランジットチャートで①②の条件を満たす日を放送開始日に選んだり、原作とメインキャラを演じる役者さんのシナストリーチャートや役者さんのトランジットチャートで、①②の条件を満たす日を放送・上映開始日にするなどで、作品が注目され人気を得やすくなると思います。

 

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冒頭にもお伝えしましたが、ヒットや人気・高評価を得るには、その作品に触れた人々が納得出来るようなキャラクター構成やシナリオ、スキルや技術力を引き出せるかどうか、そしてその作品の存在を認識してもらうための宣伝が必要です。

自身の作品を広めたいと思う方は、まず作品を完成させてから①②の条件を満たす日をリリース日に選んだり、選べなかった場合は別の機会にトランジットチャートで条件を満たす日を選んで広める、作品とのシナストリーチャートで①②の条件を満たす人を主演俳優など公で活動する立場に迎える、などを行なうと良いのではないかと思います。

 

まだまだホロスコープを見ていない作品も多いため、今後もヒットや人気の条件を探っていく所存です。

 

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本日も当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。

 

それではまた。