ただ星を読むだけ。

西洋占星術を通して誰かや何かを語るだけのブログ。不定期更新。

『遊☆戯☆王VRAINS』の占星術的考察② ※ネタバレ注意

 

こんにちは。

 

今回も『遊☆戯☆王VRAINS』の占星術的考察をしたいと思います。

 

今回は金星・火星の話がメインとなります。

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ここでは金星をヒロイン、火星をライバルキャラとして読むことにします。

 

金星は牡羊座。第5ハウス在室でノーアスペクトです。

 

遊☆戯☆王VRAINS』のヒロインでライバルの1人、財前葵(ざいぜん あおい)は現実世界では遊作と似て物静かで控えめですが、「LINK VRAINS」ではカリスマデュエリスト・ブルーエンジェルとしてアイドル活動をしたり、義兄・晃(あきら)の密命を受けた時はブルーガールとして動いた事もあったり、イグニスの1体である「アクア」と出会ってからはブルーメイデンとして闘いに赴きます。

 

アバターの姿でいる時は牡羊座らしく活発で直情的な言動が多いため、「LINK VRAINS」でいる時の方が素の性格のようです。アイドル活動して人気を得ているのも第5ハウス的です。

 

ちなみに女性の場合はいつまでも若々しい印象に見られますが、男性でこのノーアスペクトがあると、女性との接点が少ないと言われます。

 

このアニメの批判される理由の一つとして、葵の出番が少ない上にまともに活躍出来ていない・遊作と葵の接点が少ない事が挙げられますが、もしかしたらこの金星ノーアスペクトの影響を受けているのかもしれません。

 

また子ども向けホビーアニメであるにも関わらず、ほぼ全員のキャラがデュエルを闘いの道具として扱っており、デュエルを遊びとして楽しむ描写がほぼ無い事も批判される理由の一つですが、これも牡羊座金星ノーアスペクトの影響かもしれません。

 

また第7ハウス双子座火星についても読んでいきます。

 

双子座は明るくノリのいいムードメーカーな性格と見られています。また頭の回転が速くマルチタスクに長け器用な一面があると言われています。

 

火星は第4ハウス魚座海王星とスクエア、第11ハウス天秤座木星とトラインを形成してあります。

 

まず、穂村尊。彼も遊作と同じ「ロスト事件」の被害者であり、行方不明になっている間に自身を捜していた両親を事故で喪ってしまいます。

 

草薙翔一(くさなぎ しょういち)は、「ロスト事件」の被害に遭った事で塞ぎ込んでしまった弟のために、遊作の協力者となります。

 

葵と晃は2人が幼い頃に、葵の母親と晃の父親が再婚したのがきっかけで家族になったのですが、その1年後に事故で両親を亡くし、両親の遺産も親族たちに奪われたため、晃は犯罪グループに手を貸すような事をしてまで葵を育てた経緯があります。

 

ハノイの騎士」のリーダーであるリボルバーこと鴻上了見(こうがみ りょうけん)も、「ロスト事件」の加害者で主犯の男を父に持ちながら、尊敬する父のためにイグニス抹殺を目論みます。

 

そしてAi、彼が一番双子座の性質に近いかもしれません。Aiは本編開始の5年前に故郷のサイバース世界をリボルバーに襲撃され、自身の機転によってサイバース世界とイグニス仲間を隠すことに成功しましたが、彼自身は「ハノイの騎士」に追われる身となり逃げ回る日々を送っていました。

 

遊作や上記の6人以外にも、家庭環境が不安定だったり孤児だった者もいたりと、第4ハウス魚座海王星とのスクエアらしさが表されています。

 

そんな彼らがイグニスとの交流や彼らをめぐる闘いを通して繋がりを得ていく。第11ハウス(希望)天秤座(対人関係)木星(拡大)らしさも描かれています。

 

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次回で考察はラストになりますので、皆様最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

 

本日も当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。