ただ星を読むだけ。

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『遊☆戯☆王SEVENS』の占星術的考察① ※ネタバレ注意

 

こんにちは。

 

先日まで、『遊☆戯☆王ゴーラッシュ! !』の考察をしましたので、この勢いで『遊☆戯☆王SEVENS』の占星術的考察を行いたいと思います。

www.tv-tokyo.co.jp

 

こちらの主人公は王道遊我(おうどう ゆうが)。機械いじりが得意で頭脳派な少年です。ルールばかりで大人ばかりが楽しんでいる窮屈なデュエルを変えるため、ラッシュデュエルを開発しそれを広めたことから物語は開始します。

 

こちらが『遊☆戯☆王SEVENS』放送開始時のホロスコープです。

引用元:ホロスコープを無料で作成!初心者でも簡単 運勢も診断できる。|メトロポリタン占星学研究館

 

まず、太陽と月の位置を確認します。

 

ここでの太陽は物語の大まかなストーリー展開及び主人公の基本的な性格や立ち位置、月は主人公の心の在り方と解釈して読むことにします。

 

こちらの太陽は第12ハウス牡羊座に位置し、アスペクトは第4ハウス獅子座月とのトラインのみです。

 

牡羊座の性質はポジティブ思考で楽観的、獅子座はその明るさとリーダーシップで皆を楽しませ場を盛り上げる頼もしいエンターテイナー気質です。

 

また第12ハウス太陽は誰にも邪魔されない自分一人きりの場所や時間を持つ必要があること、第4ハウス月は家やプライベートな空間にいることに心の安定を感じるタイプと言われています。

 

この太陽と月だけ読むと、表面的には大人しいけど目立ちたい願望が強い子だと解釈してしまうと思います。

 

しかしラッシュデュエルを創って広めたこと、ラッシュデュエルで皆が楽しんでくれれば所有権は関係ないと思っていたり、第77話ではオリジナルデュエル開発ロードを作製し、ラッシュデュエルが無くなるかもしれなくても代わりのデュエルで皆が楽しんでくれればそれでいいと言うなど、常に穏やかで落ち着きがあり、ラッシュデュエルの存在に関して全く物怖じする様子がありません。

 

また遊我といえば、放送開始時からずっと「ロード研究所」と名付けた小屋で自身の発明品(遊我は「ロード」と呼んでいる)を作製しているか、そこで仲間たちと集まって話をしたりなどしているかで、家族構成など個人的な話は一切描写されていませんでした。

 

それもあって仲間たちは、彼がゴーハコーポレーションの社長6兄弟の一人ではないかと疑い、彼の秘密を探ろうとしました。

 

しかし実際のところ遊我は子どもに理解のある母親と暮らすごく普通の家の子どもで(やや放任主義ですが)、ゴーハコーポレーションとは何の関係もありませんでした。

 

そんな彼ですが、最終回ではラスボス•オーティスと最後のラッシュデュエルをしてゴーラッシュ世界に飛び、そこでズウィージョウ達と出会い再びラッシュデュエルを作ります。

 

自身が創ったラッシュデュエルが時代を越えて窮屈なデュエルに変わってしまうのを止めるために、ゴーラッシュの世界に残ることにします。

 

まさに第12ハウス牡羊座太陽と第4ハウス獅子座月の影響を受けているんだと思います。

 

またルークこと上城 龍久(かみじょう たつひさ)も、この太陽と月の影響を受けていると思います。

 

彼は自身が「王」であることに強いこだわりを持ち、あらゆるところで自身の呼び名である「ルーク」を名称に使ったり集団のリーダーになったりしてやりたい放題をするなど、自己顕示欲の強い性格として描かれています。

 

そんな彼ですが、幼少期は屋根裏部屋に籠もって漫画を描いていたり遊我が失踪した後は無気力な状態になって授業をサボるなど、本来は内向的な性格のようです。

 

『遊☆戯☆王ゴーラッシュ! !』第61話では霧島(きりしま)ロンドンが「はぐれ使い魔」のカードを拾い、現在の遊我の心境を表すかのような内容のカードテキストを読み上げていました。

また第62話では、ルークが猫になった遊我と再会し、本人とは知らずに自分は他人とあまり仲良くできるほうではなかったが、遊我がいると不思議なことにいつも仲間が集まってすごいヤツだった、遊我はきっと帰ってくると語っていました。

 

遊我本人やルーク達仲間のためにも、無事に再会できてほしいと思ってしまいます。

 

次回に続きます。

 

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