『SHOGUN 将軍』キャストのトランジットチャート②

こんにちは。

前回、第76回エミー賞で受賞した『SHOGUN 将軍』のキャストたちのトランジットチャートを読みました。

今回は、浅野忠信さん・平岳大さんのトランジットチャートを読んでみようと思いますので、最後までお付き合いのほど、よろしくお願いします。

最初に、浅野忠信さんのトランジットチャートから見ていきます。

まず、トランジット水瓶座月が、(正午設定の)ネイタル射手座月・牡羊座火星と「小三角形(ミニトライン)」を形成しているのが確認できます。

星占い師つぼぼのホロスコープ講座によると、ダブルチャートでの月と火星のイージーアスペクトは、前向きさ、ポジティブな考え方が出てくるとありますので、もしかしたら、この日、この時間の浅野さんは、自らが助演男優賞を受賞することを強く期待していたのかもしれません。

しかし、元々浅野さんのネイタルチャートには牡羊座火星・天秤座天王星・山羊座金星の「Ｔスクエア」があり、そこにトランジット天秤座金星が、ネイタル天秤座天王星とコンジャンクションになる形で加わっています。

一般的には、想定外の出費があったり恋愛や性的な事柄においてトラブルに巻き込まれやすいとありますが、心理面では怒りやすくなったり傷つきやすくなったりと気分が変わりやすく、精神が落ち着かない時期です。

また、この時期のネイタル牡羊座火星・天秤座天王星は、トランジット山羊座冥王星と「Ｔスクエア」を形成。

複合アスペクトで、ダブルチャートで、火星、天王星、冥王星が凶角を形成すると、“居場所の無さ”を味わうことになるでしょう。社会や職場、家庭などで、居心地の悪さから逃げ出したくても、逃げる先が無いようなストレスを受けるでしょう。

この日のエミー賞受賞式に話を限定してトランジットチャートを見た限り、もしかしたら惜しくも受賞を逃したことで残念な思いをされたのではないでしょうか…？

それでも、トランジット水瓶座月・(正午設定の)ネイタル射手座月・牡羊座火星との「小三角形(ミニトライン)」がありますので、気持ちを切り替えて次に進もうと考えられるとは思います。

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続いて、平岳大さんのトランジットチャートを見ていきます。

2.平岳大さん

こちらは

があります。

「カイト」「Ｔスクエア」が形成されているのは真田広之さんのトランジットチャートと共通しています。

さらに、ネイタル天秤座天王星は、トランジット双子座木星・天秤座金星・水瓶座月と「グランドトライン」を形成しており、これだけを見ると平岳大さんが助演男優賞を受賞してもおかしくなかったはずだと思ってしまいます。

しかし、実際に受賞したのは『ザ・モーニングショー』のビリー・グラダップさん。

彼のトランジットチャートを見ると、強力な複合アスペクトが形成されているのが分かります。

ビリー・グラダップさんのトランジットチャートには、

(正午設定の)ネイタル射手座月とネイタル双子座水星・ネイタル乙女座天王星の「Ｔスクエア」に、トランジット乙女座太陽・トランジット魚座海王星がアスペクトを取ったことによる「グランドクロス」
(正午設定の)ネイタル射手座月とネイタル牡羊座土星、トランジット双子座木星・天秤座金星・水瓶座月による「ホームベース」(※メトロポリタン占星学研究館のダブルチャートのオーブは5度となっておりますが、6度に広げるとネイタル射手座月とトランジット双子座木星のトラインになります。)