こんにちは。
12月15日、映画『ウィッシュ』が日本で公開されますが、現時点での興行成績はあまり良くないようです。
『ウィッシュ』はまだ鑑賞していませんが、こちらの作品はアメリカでは11月22日に公開されましたので、その日のホロスコープを見ていきます(大まかな目安としてAM9時00分に設定してあります)。
引用元:Astrodienstの無料ホロスコープ - Astrodienst
蠍座太陽・火星が、山羊座冥王星と魚座月・海王星と合わせて「小三角形(ミニトライン)」を形成しており、一見するとヒットしそうに見えますが、太陽・火星が魚座土星とスクエアを形成しています。
デッドラインは、同作の不振の原因として、予告編からストーリーがはっきり伝わらなかったことや、本編の内容がディズニー映画でおなじみの「滑稽な相棒たち(しゃべるヤギとふっくらした星)」が登場する「即席のプリンセス映画」に終始したことにあると評した。
批評家の中には、ディズニー創立100周年を記念して作られた同作が「マジカルなイベントというよりかは企業の商品」となっているとか「映画のマジックの一部を取り戻そうとする強引な試み」だと指摘する者もいた。
引用元:映画『ウィッシュ』のオープニング興収、ディズニーアニメで過去最低水準に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
太陽と土星のハードアスペクトは、『夜光虫』のホロスコープの話でも書いたようにボリュームの少なさもありますが、話の凡庸さ・新鮮みの無さも意味していると思います。
また火星と土星のハードアスペクトも、ストイックで一途な面が災いして自分を追い詰めやすいアスペクトと言われており、そこから転じて、過去作と同じようなキャラクターやストーリーばかり展開させて目新しさが無いと批判されると解釈できるのではと思います。
確かに予告を見てもストーリーがよく分からなかったですし、SNSやフォーブスジャパンの記事によると過去作のセルフオマージュ全振りなようで、そこが評価を下げている要因の一つらしいです。
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『ウィッシュ』とほぼ同じホロスコープを持つ映画として、『首』があります。
こちらもまだ観ていませんが、初日の公開時間は、東京ではAM8時からの映画館もありましたので、そちらに設定して読みます。
引用元:ホロスコープを無料で作成!初心者でも簡単 運勢も診断できる。|メトロポリタン占星学研究館
予告でも残酷なシーンが多くありましたが、実際公開されるとそれに加えて男色描写も多く、分かりやすい山場が無いためストーリーが平坦に見えるという感想もありましたので観る人を選ぶと思います。
土星は第2ハウスで太陽とスクエアにあるため、最終的に興行成績は制作者側の予想を下回る結果になるのではと見ています。
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以前からこちらでは、金星あるいは火星が、冥王星とアスペクトを形成している事が、作品のヒットの条件ではないかと考察をしていました。
しかし今回の2作品は、火星と冥王星のイージーアスペクトがあったにも関わらず、(現時点では)あまり興行成績が良くない印象があります。
それに関しては、自ら稼ぐ力を示す第2ハウスに在室する土星が、火星やストーリーを示す太陽とスクエアを形成していることが大きいのではと推測しています。
それでも、鑑賞者を示す月も含めた「小三角形(ミニトライン)」がありますので、ディズニーやミュージカル好きな人、バイオレンス物に耐性ある人や北野武さんが好きな人などはかなり楽しめるとは思います。
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本日も当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。