ただ星を読むだけ。

西洋占星術を通して誰かや何かを語るだけのブログ。不定期更新。

『遊☆戯☆王ZEXAL』の占星術的考察 ※ネタバレ注意

 

こんにちは。

 

今回は『遊☆戯☆王ZEXAL』の占星術的考察をしていきたいと思います。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

 

引用元:ホロスコープを無料で作成!初心者でも簡単 運勢も診断できる。|メトロポリタン占星学研究館

 

ほぼ完全にハードアスペクトしかありません。

 

それでもこの作品のメインテーマとして「チャレンジ精神」が挙げられますので、それに見合ったホロスコープだとは思います。

 

  • 太陽は第6ハウス牡羊座で同ハウス同星座の水星・木星コンジャンクション、この3天体は第9ハウス蟹座月とスクエアを形成(気さくで明るく広い心を持つが悩みや葛藤も多い)
  • 水星・木星は5度前ルールで第12ハウスの解釈も可能な第11ハウス天秤座土星オポジション(物事はこうあるべきという考えが強く高い理想を掲げて失敗しがち。友人たちとは誠意を持って向き合うが絶望感を味わったり制約を受けたりしがち)
  • その土星は同じく5度前ルールで第3ハウスの解釈も可能な第2ハウス山羊座冥王星とスクエア(大きな困難に直面しやすいが人の心や空気を読むのが得意で交渉事でも相手の心を掴んで希望を叶えられる)

 

主人公の九十九遊馬(つくも ゆうま)は正義感が強い熱血漢で、どんなことにもあきらめずに全力で挑戦していく「かっとビング」の精神を持ちますが、実力に見合わない無茶な目標ばかり立てるので失敗が多い上にデュエルの腕も未熟です。

 

そんなある日、アストラルという謎のデュエリストと出会い、やがてアストラル世界・バリアン世界・地球の運命をかけた壮絶な闘いに身を投じていくこととなります。

 

作中いろんな場所に冒険したりさまざまなデュエリストと出会いますが、裏切られたり仲間たちを危険にさらしてしまったり辛い別れを経験したりして思い悩むことが多々描かれます。

 

しかし非道な行いをする者(牡羊座火星・天王星コンジャンクション山羊座冥王星のスクエア)に対しても、遊馬の自身の経験からくる子どもならではの視点や相手をとことん信じ抜く姿勢で真摯に向き合い、改心させていくことからファンからは「遊馬先生」「菩薩メンタル」と呼ばれるほどです。

 

遊馬の両親は行方不明になっており(第4ハウス魚座海王星ノーアスペクト)、父親から教わった「かっとビング」を大切にしていること、「デュエルをすればみんな仲間」を信条にしていることからも、月が家族・仲間思いな蟹座で第5ハウス魚座金星とトラインが示す通りであります。

 

この『遊☆戯☆王ZEXAL』、(全話がそうではありませんが)見惚れてしまいそうなほどのツヤのある美しい作画やキャラクターたちの動き、劇中の音楽にも力を入れてあり、そこも見どころの一つです。

 

ただ、たとえば女の子たちのスカートが捲れて中が見えそうになったりする描写などが多々あったりするのは如何なものかと思いますが…。

 

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本日も当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。