こんにちは。
前回に続き、今回はお笑いコンビ「和牛」の水田信二さん・川西賢志郎さんの相性を見ていきます。
引用元:二重円のホロスコープを無料で作成|メトロポリタン占星学研究館
前回投稿した記事で、「メディアの記事や解散を発表した際のお二人のコメント、双方のホロスコープを見ていると性格が対称的で、よく長いことコンビを続けられたな~、と感心してしまいます。」と書きましたが、シナストリーチャートを見ると、かなり良いアスペクトが揃っています。
①元々、水田さんのネイタルチャートには太陽(・月)と火星と海王星の「グランドトライン」がありますが、川西さんが正午生まれであれば、川西さんの月が水田さんの海王星とコンジャンクションすることで、水田さんの「グランドトライン」と重なります。
水田さんと川西さんのコンビは、漫才師としての創作意欲を高めアグレッシブになれて、お互いに素が出せてありのままの自分でいられる関係だったと思います。
②また、川西さんのネイタルチャートには金星・木星・海王星と冥王星のセクスタイルがありましたが、そこに水田さんの木星がイージーアスペクトで繋ぐことで、「小三角形(ミニトライン)」が形成されます。
漫才師として最高のお笑いを提供するという目標に向かって、自然と助け合える家族のような関係を築き、それによって成果を出せる素晴らしいコンビであったことが、シナストリーチャートから読み取れます。
ただ、気になる点もあります。
①川西さんの月は水田さんの土星とスクエアです。
一般的には土星側の人間が、月側の人間の言動に口出しして、何かとプレッシャーを掛けてくる相性と言われています。
今回の件に関しましては、どちらかと言えば、川西さんの漫才へのこだわりが強く、繊細で自他共に厳しい性格が水田さんに対してプレッシャーを与えていたのではないかと思われますが、以下のサイトでは、水田さんの潔癖症で神経質な性格から来るエピソードが記載されてあり、そこに対しては川西さんも閉口していたのではないかと思います。
今回はここが一番注目すべき点だと思います。
一般的には、楽しくお喋り出来る相手にはなれますが、お喋りが過ぎて何が言いたいのかまとまらない、または情報量が多い割に肝心な事は欠落し、結果的に騙されたような感覚になるなどして混乱を招きやすいと解釈され、仕事相手よりは友達関係の方が居心地良く過ごせるアスペクトです。
また、水星は知性・コミュニケーションの仕方の他に、仕事や勉強との向き合い方を示します。
水田さんは、「自分にとって、漫才も漫才以外のお仕事も、芸人の仕事は全て本業です。」とコメントしてありました。
それが、元々ネイタルチャートに蠍座土星とのセクスタイルしか無い山羊座水星(一本気でストイックな職人気質)を持つ上に、3年前から舞台に力を入れたいと考えるようになった川西さんには、仕事のスタンスの差を感じさせていったのではと思います。
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今回はここまでにします。
次回でおそらく一旦、水田さんと川西さんの話を終えると思いますので、最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
本日も当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。